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薬膳クエストを始めた理由

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子どもの頃の小さな不思議

私がはじめて「食べものと体のつながり」を意識したのは、子どもの頃。
母が「この食べ物は体を冷やす」「これは温める」と話していたのです。母は独学で学んだ知識を家族に伝えていました。当時はどこか不思議で、心に残る出来事でした。

身近にあった体の悩み

私の兄は長くアトピーに苦しみ、やりたいことを思うように続けられない姿を見てきました。
その経験から「体の不調があると人生そのものが制限されてしまう」という現実を強く感じました。

私は母の影響もあり、きちんと栄養学を学びたいと栄養士になりました。そして食の知識の奥深さに魅力を感じましたが、病気になってからでないと関心を持ってもらえないことが多く、せっかくの知識が予防の段階では届きにくいという壁に直面しました。

薬膳との出会い

栄養士になっても「食材には体を温めるもの・冷やすものがある」ということを、はっきりと学ぶことはできませんでいた。そこで母の話していたあの謎をしっかりと学びたいと思い、中医学の薬膳を学び始めました。

薬膳は、西洋栄養学と通じる点もあれば、まったく異なる視点も持っています。身体を大きな全体としてとらえる考え方に触れ、とても新鮮に感じました。

学んでいるうちに、食べ物の力や不調をキャラクターとして思い描くようになり、物語のように表現すれば、もっと身近に、もっと楽しく、わかりやすく伝えられるのではないかと考えるようになりました。

いま大切にしていること

薬膳クエストでは、誰もが自分の体の中をイメージできるように工夫しています。
むずかしい言葉ではなく、イラストやキャラクターを通して「わかる・楽しい・試してみよう」と思える形にしています。

これから描きたい未来

体調に悩まされず、やりたいことを思いきり楽しめる人が増えてほしい。
薬膳の知恵が自然に生活の一部となり、日々の食卓の中で役立つ。
そんな未来を目指して、この活動を続けています。

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